【勉強】充実した作成環境! ノベルゲーム作成ツールについて(前編、全般)
ここ数日ノベルゲーム作成ツールについて調べていました。
事の発端は、
でした。・年末から2月上旬までやっていたWii用ゲーム「428 ~封鎖された渋谷で~」がおもしろかったこと
・同時期にアップルから電子書籍作成アプリ「iBooks Author」が公開されたこと
・以前勉強した「cocos2d for iPhone レッスンノート」にノベルゲーム開発があったこと
いろいろ調べたので記録として書いてみます。
下記のページを参考にさせていただきました。ありがとうございます。
・ゲーム作成ツールの紹介 - あまやどり
・ふりーむ![ ゲーム制作ツール集 ]
・HTMLで作成したギャルゲーをiPhoneやiPadでプレイできるノベルゲームプレイヤー『XNovel』登場!: PureWhite
・【iPhoneアプリレビュー】ノベルゲームビューワー登場!「ArtemisNAVi」 | 酒のちノベルゲーム、ときどき雑談
1.Mac、Windows向けの作成ツールがあること
すでに簡単に作れる作成ツールがあります。これによってゼロからプログラムを組んでその中にストーリーを入れるという面倒なことをする必要がないです。
ただ当然ですが多くがWindows向けです。
Mac向けもありますがMac向けというよりもMacでも使えるようにFlashやらAdobe AIRで開発されたという感じです。
確かに多くの人に使ってもらいたいならOSに依存しない方がいいですが、その分実行速度や使える機能が限定されてしまうでしょう。
特にWindowsの場合次のようなバイブル的な作成ツールがあります。
プログラミングの知識も必要な作成ツール
・吉里吉里/KAG
・NScripter
主にグラフィカルな画面で行う作成ツール
・Yuuki! Novel
・LiveMaker
・コミックメーカー
2.iPhoneアプリでは中身のストーリーは別でビューアアプリでプレイ
個人作成のiPhoneアプリではゲーム自体を公開するのではなく、ストーリーとビューアが分けられているものが多かったです。
ストーリーは別にネット上に置き、ビューアアプリからほしいストーリーを取得しプレイするという方式です。
これには驚かされました!
ストーリーを分けることでアップルの審査は必要なく誰でも気軽にゲームを公開できるるわけですから。
アップルの審査はアプリの内容に独自のガイドラインを設けており、ストーリーに対しても規制がかかります。
→iPhoneアプリ審査での111の禁止項目(意訳) | fladdict
審査しているのはおそらくアメリカですので日本の常識とは違うわけです。
日本でOKな内容やイラストでもアメリカ基準では却下の場合がありますからね。
また、ストーリーとビューアを分けることで作家はアプリの公開する手続きと費用が不要となります。
つまりはMacを買ったり、Objective-Cを勉強したり、iOS DeveloperProgramへ年会費を支払ったりする必要がなくなるわけです。
ただストーリーはHTMLや専用のスクリプトなどで作成するようなのでこちらは勉強しなければならなくなりますが、上のことをやるよりははるかに楽ですね。
有名なビューアアプリは次のようなものがあります。
3.ストーリーはほとんどがギャルゲー・・・
個人作成のノベルゲームはほとんどがギャルゲー関係(美少女、恋愛、妹など)です(滝汗
ゲーム会社がコンシューマー機向けに発売している内容(ホラー、ミステリー、刑事、探偵など)とは大違いです。
審査や売れ行きなどを考えるとこのような棲み分けができるのでしょうね。
てぃーはギャルゲー関係はあまり関心がなく、この前ラブプラス+を試してみてやはり肌に合わないと改めて感じました。
このように分野が偏っておりまだ開拓されていない分野もありますからそのあたりは狙い目かもしれませんね。
まだまだ勉強中の点もありますのでもうちょっと知識を深めていきたいと思います。
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