8月1日(水)のTwitter勉強会で発表してきました! by Twitter4J 番外編 #twtr_hack
※ツイッター分析シリーズの目次はこちら。
待ちに待ったTwitter勉強会で発表してきました!!
(この記事の日付は当日にしていますが書いたのは6日です。)
<まとめ>(他の方のブログなどもまとめられています)
・主催者@yusukeさんのブログ記事(全ビデオ、スライドあり)
8月1日 Twitter 勉強会を開催しました #twtr_hack - 侍ズム #samuraism
・@kimukou2628さんによるまとめTogetter
2012/08/01_Twitter 勉強会 #twtr_hack @デジタルハリウッド東京本校(@dh_tokyo) - Togetter
<セッションテーブル>(詳細は上のリンク先から)
@i7a16k(@_gifteeの中の人)
「RailsでTwitter連携アプリをサクっと作る」
@teapipin(ツイッター分析シリーズ http://teapipin.blog10.fc2.com/blog-entry-298.html の方)
「約173万ツイートを調査して分かったTwitterの利用動向」
@i2key(#attacca の関係者)
「iOSのTwitterFrameworkを使ってみたら・・・・」
@Mocel(チャーハン諸島 http://archive.guma.jp/rice-islands.html 開発者)
「Twitterクライアント 開発のすすめ」
発表の録画ビデオとスライド
(※映像の下のタイトルは前の方のものとなっていますが、てぃーの発表です)
発表することになった経緯
今までTwitter勉強会(旧称:Twitter API勉強会)に参加したことすらなかったてぃーがなぜ初参加で発表することになったかという話です。
3月に「Twitter APIポケットリファレンス」
Twitter API ポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)
(2011/07/15)
山本 裕介
商品詳細を見る
ある程度できるようになった時点で次の分析をしたので記事を書いたところ@yusukeさんにリツイートしていただきました。
→【分析】Twitter4Jと統計ソフトRを使ったTwitterの利用アプリとツイートの長さ(文字数)について(粗い分析)
このときまで「Twitter APIポケットリファレンス」の作者とTwitter4Jの開発者が同じ方ということを知りませんでした。
(本でもちょっと書かれている程度でしたので)
プロフィールやブログを見させていただいてようやく同じ@yusukeさんということが分かりました。
このときはGitHubを使った複数人でのデータの扱いについてご意見を頂きました。
また次回はもっと多くのデータを取得しようと考えている旨を伝えたところ、サーバを貸していただけると言われました。
@teapipin おぉ、活用ありがとうございます。時間帯によって傾向の違いもありそうなので是非もっとデータをためてみてください!プログラムをgithubにアップしていただければ私の自宅サーバーで動かすこともできますよー
— 山本裕介さん (@yusuke) 5月 12, 2012
でもさすがに厚かましいので結局自分の使っていないPCで行うことにしました。
その後、分析を行うとツイッター上でも評価が高まってきました。
6月上旬に一度@yusukeさんから近いうちに開催するTwitter勉強会での発表依頼を頂きました。
(当時は@yusukeyさん)
@yusukey うれしいです!でもシャイなので遠慮させてください(滝汗)。というか誰しもが「おお!」っと思えるような分析結果が出てないので落ち込み気味です。。。
— てぃーアプリ開発、分析屋、デジ絵さん (@teapipin) 6月 6, 2012
@teapipin ではLTということで!かなーり需要あるはず!
— 山本裕介さん (@yusuke) 6月 6, 2012
当初は勉強会で話す内容としては需要があると思えず、ちょっとシャイな性格なので曖昧にしてしまいました。
しかし過去のTwitter勉強会の内容を見ているとだんだんと自分も発表したい、そして脚光を浴びたい(←!)と思うようになってしまいました。
そして7月1日に一応の分析が終わったときに再度@yusukeさんに依頼を頂いたのですぐに返事して発表することが決定しました。
@teapipin では分析けっかのまとめと、どんなAPIつかったかとかどう集計したかとか勉強会で発表を是非・・・
— 山本裕介さん (@yusuke) 7月 1, 2012
@teapipin まだ未定ですけど今月下旬・・・かな?
— 山本裕介さん (@yusuke) 7月 1, 2012
@teapipin はい、講演は共用のマシンでやりますので、pptとかkeyとかpdf用意していただければ大丈夫です。10で!やったー!
— 山本裕介さん (@yusuke) 7月 1, 2012
要するに「Twitter APIポケットリファレンス」を購入したおかげでTwitter4Jを知り、その簡単さゆえにすぐに分析に入ることができました。
そしてそのおかげでTwitter勉強会で発表することになったということです。
Twitter APIの本は何種類かありますが、もしあのとき別な本を手にしていれば内容が難しくて分析ができなかったかもしれないですし、仮にできたとしても発表する機会なんてなかったわけです。
偶然の折り重なりですね。出会いは大切に。
発表内容
当初の予定では開催時期は7月下旬でしたが少し伸びて8月1日になりました。
決定してから約1か月ありましたが少しずつ準備をしていました。
最初はデータの収集・加工方法をメインにしようかと思いましたが、@yusukeさんから分析結果をメインにしてほしいとのことでしたのでその方向で進めました。
@teapipin エンジニア向けです!分析結果も、どういうAPI/ツールを使ってどのように解析したかについても興味があると思います
— 山本裕介さん (@yusuke) 7月 4, 2012
@yusukey エンジニアで分析結果に興味があるんですね。ではその方向で考えてみます。ちなみに当初考えていたのは、マーケティング部門の文系の人向けに「難しいプログラムやツールなしでエクセルで分析できるよ」みたいなのを考えていました。あやうく外すところでしたね^^
— てぃー:アプリ開発、分析屋、魔法少女さん (@teapipin) 7月 4, 2012
@yusukey なるほど。開発者もマーケティングを意識しているということですね。承知しました!
— てぃー:アプリ開発、分析屋、魔法少女さん (@teapipin) 7月 4, 2012
ただ既にブログに書いた内容なのでどう加工してもスケールダウンになるだけなので悩みました。
また@yamayama5959さんからも貴重なご意見をいただきました。
@yamayama5959 ありがとうございます。たしかに一般的に見ればグラフは視覚的に分からせるための補助ツールですよね。理系だとグラフ見てるだけでご飯何杯もいけるというような人までいますけどねw おもしろいと思わせないといけませんね!
— てぃー:アプリ開発、分析屋、魔法少女さん (@teapipin) 7月 17, 2012
@yamayama5959 いやいやさすがにそれはないですよ。でもそういう人が昔周りにいたのでとりあえず何かグラフ貼っておけば説明しなくてもガン見してくれてたのでこっちは楽でした。時間はなぜか20分になりましたが。。。ストーリー大事ですよね。練習は一応はします。
— てぃー:アプリ開発、分析屋、魔法少女さん (@teapipin) 7月 17, 2012
分析結果についてはブログとは順番を変え、まずTwitterクライアントのシェアを最初にしました。
これはブログで一番人気であったことと、寡占市場ではあるけど用途によって必ず使ってもらえることをまず示したかったからです。
またブログでは一番最後となったツイートの種類別もツイッターの利用動向はゆるいコミュニケーションであることが判明したので先に発表することにしました。
当初案では「文字数」についても発表する予定で、さらに分析手法として「寄与度」と「箱ひげ図」も説明する予定でした。
ただ説明が長くなる割にはクライアントの開発に直接関係あるわけでないので結局は発表しないことにしました。
その代わりに興味のある位置情報についてクライアント別ランキングとツイートの内容について発表することにしました。
位置情報のあるツイートの内容については3047ツイートすべてを自分の目で見て判断しました。
当初はいくつか多い時間帯のツイートのみを見る予定でしたがやっているうちにテンションが上がってしまい(いわゆるランナーズハイ)、結局すべて見てしまいました。
発表1週間前~前日
発表1週間前には上記の発表内容はすべて完成していました。
後は微妙な言葉遣いの調整やスライドの遷移、グラフの微調整をしていました。
できればせっかく作った「文字数」「寄与度」「箱ひげ図」を入れたかったのですが、やはりこの時点で断念しました。
(発表できなかった内容についてはせっかくなので発表スライドの末尾に付録として追記しています。)
発表当日
まだ朝の時点でうまくできていませんでした。
パワーポイント2007形式(.pptx)をPDF化したのですがグラフ画像で一部ふちに線が入ることが分かりました。
仕方ないのでその上に白の四角形を乗せることでふちどり線を消したりしていました。
入校直前で変な線が出て焦る漫画家のような気分でしたね(汗
会場のデジタルハリウッド東京本校は御茶ノ水駅からすぐ近くで開始30分前に到着しました。

15分前に入ろうと思って近くをぶらついて時間をつぶしました。
そろそろ時間となったので行こうかと思ったのですがなぜか辺りが急に暗くなり(18時40分ごろ)、戻り方が分からなくなってしまいました。
うわわわ~、もしかして遅刻!?場合によっては参加できない!?
焦りまくりで走りまくり、何とか最初の御茶ノ水駅に着くことができました。
そこからダッシュして何とか会場に入れました。
入口で自分のTwitterIDに丸を付けてくださいと言われたのですが、走ってきたので視点が落ち着かずなかなか見つかりませんでした。
名札をもらいましたが汗でびしょ濡れになってしまいました。
急いで@yusukeさんを見つけ(このときまで顔しか知らない)、用意していたUSBメモリを渡してセットしてもらいました。
このとき少し時間がオーバーしそうなことを言うと、ある程度時間がオーバーしてもいいと言われたので早口ではなくふつうのペースで話すことにしました。
発表
発表は2番目でした。
発表時間が近づくとなぜか平静になってしまってました。
最初の関西なまりのくだりはたまに言われるので先に言っておきました。
途中までマイクが離れていたため音声が小さかったようです(すみません)。
自己紹介でのTwitterIDの由来であるピピンアットマークについては知っている方がいてよかったです。
笑いが起こるとは思ってなかったので一安心でした。
発表内容については誰も聞いてもらえてなかったらどうしようかと思っていましたが、前から皆さんのことを見ると真剣に画面を見てくださっていることが分かったのでうれしかったです。
(人前で発表したことがある方は分かると思いますが、前で発表していると聞いてもらえているかどうかはすぐに分かりますから。)
後半の落としどころの「夜の店」については一度噛んでしまい焦りましたが、その後笑いが起こってよかったです。
という感じで発表は終わりました。
後日知りましたが発表時間は28分でした。
あっという間に過ぎてしまいましたね。
発表中はどのような内容に興味を持たれたか分かりませんでしたが、終わってからツイッターの#twtr_hackや@kimukou2628さんのまとめTogetterを見たらなかなか好評でしたのでうれしかったです。
他の方の発表について感想です。
@i7a16kさん 「RailsでTwitter連携アプリをサクっと作る」
Ruby on Railsで連携アプリを作る方法についてでした。
Ruby on Railsはあまり分かってなかったのですがこれにより夏の課題としてRuby on Railsをやろうかと思うようになりました。
ビデオに合わせて遅延なしでアフレコのように話をされる姿は圧巻でした。
どのように発表練習されたかとても気になります。
新しいスタイルの発表形式でしたね!
@i2keyさん 「iOSのTwitterFrameworkを使ってみたら・・・・」
Attaccaの開発者の方でした。
以前ダウンロードしたことがありましたがここ20年の流行の曲を試聴できるサービスです。
確かに学生時代とは明らかに新しい音楽に出会う機会が減ってますね。
このアプリにツイッター機能があるとはこのときはじめて知ったのですがTwitterFrameworkは開発としてはTwitter4Jよりも認証が簡単とのことでした。
AccessTokenを取得したい場合はReverse Authでアップルに英語で図も交えて申請されたとのことでした。
大変でしたでしょうね。
@Mocelさん 「Twitterクライアント開発のすすめ」
「ラーメン大陸」のJavaクローン「チャーハン諸島」の開発についてでした。
世界初の機能がいろいろと入っているとのことでした。
有名なクライアントのクローン作りは目標としてはっきりしているのでやりやすいですが、クライアント作りは素人にはつらいとのことでした。
当然といえば当然ですね。アプリ開発をするようになると他のアプリに優しくなるというのはよく分かります。
懇親会
当初は参加予定ではなかったのですが(何するか分からなかったので)、発表終了後の@yusukeさんのお誘い(無茶振り?)により急きょ参加することになりました。
先導を任されましたが場所を知っているわけじゃないので他の皆さんに先導いただきました。
場所は落ち着いた雰囲気の個室でした。立食形式でした。
乾杯の音頭を任されましたが何を言ったか覚えていません^^
(無茶振りがどうたらこうたら?)
てぃーは発表したので顔が知られており、いろいろな方にお声掛けいただきうれしかったです。
意外だったのはどの会社も今回のような調査は行っていないということでした。
少なくとも大手は内部資料としてあの程度のことはまとめていると思っていましたが違うようでした。
また発表がおもしろかったとほめていただき、天にも昇る気分でした♪
いろいろな会社のお話も聞けて楽しかったです。
このときのお話は秘密です^^
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