田舎の方が消耗するのでは?有名ブロガー・イケダハヤト氏のことを考えると、プロブロガーはもっとスターであってほしい
2015/10/14 田舎から出たらもっと視野が広がると思われるにもったいないかと。
→社会を知らない大学生だから東京に住んで東京で働く意味が分からない
「プロブロガー」のイケダハヤトさん(28)が生活拠点を高知県に移す。東京で働く人々を「まだ東京で消耗してるの?」と挑発しながら、キャリアアップ手段としての「移住」を提案している。
以前から「東京はオワコン(終わったコンテンツ)」と公言していて、今回の移住はそれを実行した形だ。ネット上では肯定的な声の一方、「四国をなめすぎ」「逆に東京への未練を感じる」などの声も出ている。
該当するブログ記事はこちら。
ブロガー界ではこの件についてコメントをする人が多いようなので、てぃーはブロガーではないですがブログをやっている身としてちょっと個人的に意見を書いてみます。
田舎について
てぃー自身は田舎出身ですが、田舎が嫌いで高校時代からすでに都会に出ることを夢見てきました。田舎といえば、いろいろなしきたりがあったり、江戸時代から続く村の行事に参加させられたり、そのための準備をさせられたり、米の収穫時期になれば村の男は総出で手伝わされたり(こういう行事に女性が手伝いに行くと嫌がられます)、親戚や昔から知っている人には温かく接するのに新参者には冷たかったり。
高校は県内の開けた地域の方に行っていたため、こういった縛りのない新興住宅地出身の友達が羨ましかったです。休日にみんなで都会の方に遊びに行くことになっても農作業のために行けなかったり、平日持参する弁当の食材が家で作っている野菜や米であることに珍しがられたりして、思春期ながら変な気持ちでした。
高校や予備校で高度な勉強をしていると、風習という合理的でない行事に強く反発するようになっていました。それがあって「大学は絶対都会に出て一人暮らしをするぞ!」と勢いこんでいたのですが、いろいろとあって実際に都会に一人暮らしをするようになったのは高校を出て5年も経ってからのことでした。
予定より5年以上も遅れての憧れての都会での一人暮らしはそれはもう快適でした。余計な行事に参加させられる必要はないし、不意の来客(親戚や近所の人)もないし、何かを決める際も家族の許可はいらないし!!それまで抑えられてきた自分が開花した感じでした!そして現在に至ります。現在も考えは変わっていません。田舎に戻りたいとは全く思いません。
特に東京はすべての中心です。生活や仕事に必要なもので溢れています。有名になりたいならば、地方だと地元で売れた後、東京でも売れないといけません。最初から東京にいれば一度で済みます。
イケダハヤト氏は田舎の良さを語っておられますが、本当に分かっておられるのでしょうか?旅行者のように田舎の表面的な良さしかまだ感じられていないのではないでしょうか??仕事をするのですから旅行者であってはいけないのです。
といっても、田舎については感じ方は人それぞれですし、まだ移住されて時間も経っていないので成果が目に見えるのはもう少し後のことです。どうなるかはまだ分かりません。
収入について
成果がまだ見えてない移住についてはこれ以上は何とも言えないのですが、すでに見えている収入について気になったので書いてみます。
イケダハヤト氏はトップクラスのプロブロガーです。その彼の収入は公開されていました。トップの人の収入を見れる機会はそうないので参考になりますね。
あれ?思ったより少ないですね。。。業界トップクラスなのに。。。他に講演や出版もされているようですが、プロブロガーの要であるブログからの収入がこの程度とは。。。
気になったので他のブロガーさんの収入も調べてみました。
こちらもそれほど多くはないですね。ここに挙げられている方はブロガー界のスターなのに。
「ブログで飯が食えるか?」についてはよく取り上げられる話題です。てぃーが昨年8月に参加した「ブロガーサミット2013」でも話題になっていました。
この時は「一部のトップなら可能」とのことでしたが、そのトップすら年収でみればサラリーマンの平均よりやや上くらいだったとは。
こういった世界は弱肉強食で生存競争が厳しいものです。スポーツ選手やアーティストなどは日々戦いの中で生活を勝ち取っておられるわけです。トップになれば高い名声とともに何億円という莫大な報酬が得られます。それがその人への敬意であり、またその世界を目指す人への希望となるわけです。
プロブロガーもそうあるべきです。ブログが登場して10年立って様々なブロガーさんが登場し、世の中を楽しませてくれました。彼らはとても努力されて競争の激しい中、勝ち残られているわけです。それなのにこの収入とは。才能のある方にはそれ相応の地位と報酬が得られる仕組みが必要ですね。まあ、てぃーは遠く及びませんが(><)
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