2015年 ツイッターの主な国の平日・時間帯別(現地時間に換算)ツイート数の統計 世界各国の生活時間が明らかに #Twitter4J


※ツイッター分析シリーズの目次はこちら

 

2015年版のツイッター分析(世界編)です。 今回は世界の主な国別の時間帯別(現地時間換算)ツイート数の統計です。

 

先の日本語のみの分析で「ツイート数の傾向は日本人の平均的な生活の空いた時間と密接している」ということが確定しました。これは世界の各国でも同様にいえることでしょうか?

 

<使用データ> →詳細はこちらへ

日時:2015/06/03(水)、06(土)、07(日) 0:00~23:59(日本時間)の

   毎時00分、20分、40分台

言語数:64言語(日本語+外国語)

ツイート数:59万9230 ツイート

 

 

分析方法

 

前回の国別使用言語ランキングと同様に、世界を次のような地域ブロックに分け、それぞれ主なタイムゾーンを2~4つピックアップし、時間帯別にグラフにしました。タイムゾーンは都市に振られており、その国の中心都市をピックアップしたため、実質上国別の集計となります。

 

地域ブロック タイムゾーン(英名) 国名 時差
東アジア 東京(Tokyo) 日本 +9
ソウル(Seoul) 韓国 +9
北京(Beijing) 中国 +8
北米 太平洋時間(Pacific Time (US & Canada)) アメリカ&カナダ -7
東部時間(Eastern Time (US & Canada)) アメリカ&カナダ -4
中部時間(Central Time (US & Canada)) アメリカ&カナダ -5
大西洋時間(Atlantic Time (Canada)) カナダ -3
南米 ブラジリア(Brasilia) ブラジル -3
ブエノスアイレス(Buenos Aires) アルゼンチン -4
サンティアゴ(Santiago) チリ -3
メキシコシティ(Mexico City) メキシコ -5
ヨーロッパ ロンドン(London) イギリス +1
アテネ(Athens) ギリシア +3
アムステルダム(Amsterdam) オランダ +2
モスクワ(Moscow) ロシア +4
西アジア バグダッド(Baghdad) イラク +3
イスタンブール(Istanbul) トルコ +3
リヤド(Riyadh) サウジアラビア +3
東南アジア バンコク(Bangkok) タイ +7
ジャカルタ(Jakarta) インドネシア +7
クアラルンプール(Kuala Lumpur) マレーシア +8

 

また、時間帯は時差(GMTとの差)から現地時間に換算しました。例えば東京(GMT+9)で水曜0時は、イスタンブール(GMT+3)では火曜18時となります(計算式はこちら)。

 

日本での平日の時間帯別の分析結果から、平日はどの曜日でもツイート数の傾向は同じであるとの結果を考慮し、水曜も火曜も平日であるため、火曜の時間も水曜の時間としてつなぎ合わせ、平日24時間の時間帯を作成しました。

 

割合とは、各国での24時間の全ツイート数に占める各時間帯での割合です。 

 

結果のグラフでは、どの地域においても対比のため「日本(東京)」を入れました。なお、この日本(東京)のグラフはタイムゾーンが東京のみもので、前回の日本語のみの分析のものとは少し形状が異なっています。

 

 

結果と考察

 

ではその内容を紹介します。なお、各国の通勤については次のサイトを参考に考察しました。

 

通勤ラッシュは世界共通?世界各地の通勤事情|ビジネスで知っておきたい世界の文化の違い


 

東アジア

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前回記事で分かったとおり、タイムゾーンのソウルでは日本語が最も多く日本からのツイートが多数含まれているため、日本語を除いて集計しました。

 

韓国では、日本で見られるような8時台、12時台でのピークは見られませんでした。代わりに朝のピークは7時台となり、通勤・通学時のツイートと考えると、日本よりも通勤・通学を行う時間帯が1時間ほど早いことが考えられます。実際、韓国では朝の始業時間が早いようです。

 

韓国サムスン「朝7時出社」は「夕方4時退社」とセットだった : J-CAST会社ウォッチ

 

21~23時のツイートが日本より減少しているのは就寝のためと考えられます。3時以降に日本より増加しているのは出勤のために起床した可能性が推測できます。

 

その後8、9時台に減少し、その後は徐々に増加傾向になります。12時台にピークがなく、その後はやや減少した後、16時台にピークとなり、その後緩やかに増加します。16時台のピークは終業時間が16時によるものでしょうか。

 

中国は朝のピークはなく、朝から昼にかけて増加傾向にあります。12時台にいったんピークとなり、その後は夕方までは横ばい傾向、20時台に一気に上昇し、21時台にピークとなり、以降減少します。

 

なお中国ではツイッターは禁止されており、言語別では英語が最も多かったため、中国の人が使っているというよりも外国人がメインで情報発信を行っているのでしょう。中国も電車通勤が普通ですが、朝にツイッターのピークが見られないことからも明らかです。

 

 

北米

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太平洋時間のみ全時間帯で凸凹の少ないことが分かります。他は同じような傾向を示します。

 

大西洋時間では6時台が最も少なく、他の東部時間・中部時間よりも1時間遅い生活を送っていることが予想されます。大西洋時間はカナダのみのタイムゾーン(ツイッターの仕様)ですので、カナダの国民性なのでしょうか。ただし、てぃーはカナダにホームスティしたことがありますが、カナダはどちらかというと早寝早起きの国でした。そのため今回の結果はツイッターにより提供された時差が実際よりも1時間早い可能性の方が高いです(夏時間を反映した時間が提供されているはずですが)。大西洋時間を1時間遅らせると東部時間・中部時間とほぼ重なります。

 

東部時間・中部時間・大西洋時間に共通しているのは、日本のように朝の通勤・通学、昼休みのピークがないことです。朝については、アメリカ・カナダでは通勤・通学は電車よりも自動車が主流であるためでしょう。昼休みについては、決まった昼休み時間がないためか、あるいは他のことをしているためでしょう。昼以降は増加する傾向にあります。

 

 

南米

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夜から朝にかけては同様の傾向を示しています。メキシコのみ朝9時台に大きなピークがありました。昼のピークは12時台ではブラジルのみで、他は13、14時台となりました。これらの国では昼休みが遅いのでしょうか。夕方以降は増加の傾向を示しました。

 

 

ヨーロッパ

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ロシアは他とは異なる傾向でした。特に早朝では3、4時台で最も少なく6時にピークとなっています。ロシアでは始業時間が早いためでしょうか。なお、大西洋時間と同様にもしツイッターが提供するタイムゾーンの時差情報がずれているとすると、1時間遅らせると他の同じ傾向となります。

 

オランダを除いて全体的に日本と同様に朝の通勤・通学時間でのピークが見られますが、昼休みのピークは見られませんでした。朝についてはヨーロッパやロシアでは通勤列車が発達しており、空き時間にツイッターをするためと思われます。昼休みにピークが見られないのは昼休みの文化の違いでしょうか。

 

 

西アジア

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深夜から早朝にかけては、イラク・サウジアラビアと、トルコでは異なる傾向となりました。トルコでは14、22時台にピーク、サウジアラビアでは16、21時台にピークとなりました。イラクでは大きなピークは22時台のみでした。日本と比べて朝の通勤・通学時、昼休みのピークがないことが特徴的です。朝については、これらの国では主要通勤手段が自動車のためでしょう。昼については、西アジアの文化のためでしょうか。

 

 

東南アジア

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朝にピークとなるのは、これらの国では主要通勤手段が電車なので、通勤・通学のためでしょう。昼については、12時台でピークが見られ、日本と同じ傾向を示しました。インドネシアとマレーシアの16、17時台のピークは帰宅によるためでしょうか。夜は増加しますが、タイとインドネシアでは23時に減少します。

 

 

まとめ

 

生活を支える仕事については、日本では出勤時間が厳しく終業時間が厳しくない(つまり残業が多い^^;)、一方で他の国では出勤時間が厳しくなく終業時間も厳しくない(つまり定時帰り)ため、ツイート数に大きな影響を及ぼすことがグラフから判断できますね。

 

日本では9~11時台、13~17時台は仕事(と学業)のため数は抑えられていますが、他の国ではそのような傾向は少なく、増加傾向にあるのは働き方の違いのためでしょう。

 

特に主要な通勤手段が電車か自動車かで朝のツイートには大きな影響が出ることが分かりました。通勤については各国の文化が表れるため、調べてみると面白いです。

 

韓国人「世界各国の通勤風景を見てみよう」 : カイカイ反応通信

 

まとめると次のようになります。

朝の通勤・通学時のツイート数

・ピークあり:日本、ヨーロッパ、東南アジア → 電車中心

・ピークなし:北米、南米、西アジア → 自動車中心(南米は理由不明)

 

昼休み(12時台)のツイート数

・ピークあり:日本、中国、メキシコ、インドネシア

  → 仕事・学業の昼休みのため (日本以外は理由不明)

・ピークなし:上記以外

 

 

今回は日本で顕著に見られた「通勤・通学」と「昼休み」に特に注目して分析しましたが、他の生活時間についても、

ツイート数の傾向はその国の平均的な生活の空いた時間と密着している。

ということは確実です。

  

各国の生活時間や文化が細かく分かる資料があれば、より詳細に分析が進むことでしょう。今回の結果が各国の文化を比較する上での基礎資料となることを信じてやみません!

 

 

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