2015年 ツイッター 世界の言語別・主な国別のリツイート率、リプライ・メンション率、ハッシュタグ・リンク率、つぶやき率 #Twitter4J


※ツイッター分析シリーズの目次はこちら

 

2015年版のツイッター分析(世界編)です。 今回は世界の言語別・主な国別のツイートの種類(リツイート率、リプライ・メンション率、ハッシュタグ・リンク率、つぶやき率)のシェアについてです。

 

なお日本語については2012年でも同様の分析を行っています。

 

<使用データ> →詳細はこちらへ

日時:2015/06/03(水)、06(土)、07(日) 0:00~23:59(日本時間)の

   毎時00分、20分、40分台

言語数:64言語(日本語+外国語)

ツイート数:59万9230 ツイート

 

ツイートの種類は次のように分類しました。 

・リツイート(公式リツイート、非公式リツイート(RT: ~など)、コメント付きリツイート(引用リツイート))

・リプライ・メンション(宛先(@~)を含むもの)

・ハッシュタグ(#~)、またはリンク(http://~、https://~)入り

・つぶやき(上記のどれにも該当しないもの)

 

非公式リツイートとリプライは厳密には区別がつきにくいですが、「RT:」または「RT 」が入ったものは非公式リツイート、そうでないものはリプライとしました。

(例 「どうも RT :@teapipin ~」→非公式リツイート、「どうも @teapipin ~」→リプライ)

 

今回はさらに2015年4月に登場したコメント付きリツイート(引用リツイート)も集計しました。コメント付きリツイートについての詳細は↓を参照。

 

 

それでは「10大言語別」と「主な国別」でツイートの種類別シェアの紹介です。なお、参考として「全世界」(64言語すべて)も掲載しました。

 

 

10大言語別のツイートの種類別シェア

 

ツイッターでよく利用される10大言語について、ツイートの種類別シェアは次のようになりました。

 

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リツイート率について

全世界ではリツイート全体で35.8%、うち公式リツイート34.5%、非公式リツイート0.2%、コメント付きリツイート1.1%という結果になりました。

 

リツイート全体では、最も多かったのがタイ語で73.4%、最も少なかったのはロシア語で25.8%でした。ロシア語は以前のツイッタークライアント別の結果によると小売業の販売会社からのツイートが多いため、リツイートが少なくなっているのでしょう。

 

日本語は21.2%でしたが、2012年の分析では10.2%でしたので2倍以上増加したことが分かりました。

 

リツイートの内訳では、どの言語でも公式リツイートが最も多く、リツイートの大部分を占めていました。

 

日本語は非公式リツイートは0.1%でしたが、2012年の分析では2.3%でしたのでほとんど見られなくなったことが分かりました(なおコメント付きリツイートは2012年当時存在せず)。

 

非公式リツイート及びコメント付きリツイートは非常に少なく、これらを合計しても、全世界で1.3%、最も多いインドネシア語でも2.0%に過ぎず、世界的にそれほど利用されていないことが分かりました。

 

 

リプライ・メンション率について

全世界では21.8%、最も多かったのは韓国語で30.4%、最も少なかったのはロシア語で7.7%でした。ロシア語は小売業の販売会社からのツイートが多いためでしょう。

 

日本語は27.0%、2012年の分析では37.0%でしたので10ポイント減少したことが分かりました。

 

30%に近い日本語・インドネシア語・韓国語、20%に近い英語・スペイン語・ポルトガル語、10%に近いアラビア語・トルコ語・タイ語、というグルーピングができる可能性が示唆されました。言語としてのコミュニケーション方法が影響しているのでしょうか。

 

 

ハッシュタグ・リンク率について

全世界で17.6%、最も多かったのはアラビア語で26.1%、最も少なかったのはタイ語で3.9%でした。

 

アラビア語圏であるアラブ諸国では、以前の分析から「政治活動が活発でツイッターをはじめとするSNSがその中心的な役割を果たしている」ため、広報活動としてハッシュタグ・リンクのあるツイートが多くなるのでしょう。

 

ロシア語は2番目に多く25.5%でしたが、これは小売業の販売会社からのツイートが多いためでしょう。

 

日本語は15.3%、2012年の分析では17.0%でしたので微減でした。

 

タイ語・韓国語以外では10%以上を占めていました。ハッシュタグ・リンクは特定の人とのやり取りではなく(ここでのハッシュタグ・リンクの分類はリプライ・メンションを除いているため)、不特定多数の人が同じハッシュタグで盛り上がったり、リンク先を見たりすることでコミュニケーションを取ったりしていることを表しています。

 

 

つぶやき率について

全世界では24.9%、最も多かったのはロシア語で41.0%、最も少なかったのはタイ語で11.1%でした。ロシア語は小売業の販売会社からのツイートが多いためでしょう。

 

日本語は36.5%、2012年の分析では35.8%でしたのでほぼ変化は見られませんでした。

 

この分類のつぶやきは直接他の人とのコミュニケーションを目的とするツイートではないため、単なる独り言のツイートであったり、タイムライン上や検索などで見つけることができることから他の人とのコミュニケーションのきっかけになるツイートであったりします。

 

一方でつぶやきが少ない、つまり「リツイート、リプライ・メンション、ハッシュタグ・リンク」が多いということは、他の人とのコミュニケーションの手段を目的としてツイートしているということになります。

 

ロシア語以外は60%以上がつぶやき以外のツイートであるため、ツイッターが純粋なつぶやきという本来の機能よりも、人とのコミュニケーションのためのツールとして使われていることが分かります。

 

 

主な国別のツイートの種類別シェア

 

世界を次のような地域ブロックに分け、それぞれ主なタイムゾーンを2~4つピックアップし、ツイートの種類別シェアを作成しました。タイムゾーンは都市に振られており、その国の中心都市をピックアップしたため、実質上国別となります。

 

地域ブロック タイムゾーン(英名) 国名 時差
東アジア 東京(Tokyo) 日本 +9
ソウル(Seoul) 韓国 +9
北京(Beijing) 中国 +8
北米 太平洋時間(Pacific Time (US & Canada)) アメリカ&カナダ -7
東部時間(Eastern Time (US & Canada)) アメリカ&カナダ -4
中部時間(Central Time (US & Canada)) アメリカ&カナダ -5
大西洋時間(Atlantic Time (Canada)) カナダ -3
南米 ブラジリア(Brasilia) ブラジル -3
ブエノスアイレス(Buenos Aires) アルゼンチン -4
サンティアゴ(Santiago) チリ -3
メキシコシティ(Mexico City) メキシコ -5
ヨーロッパ ロンドン(London) イギリス +1
アテネ(Athens) ギリシア +3
アムステルダム(Amsterdam) オランダ +2
モスクワ(Moscow) ロシア +4
西アジア バグダッド(Baghdad) イラク +3
イスタンブール(Istanbul) トルコ +3
リヤド(Riyadh) サウジアラビア +3
東南アジア バンコク(Bangkok) タイ +7
ジャカルタ(Jakarta) インドネシア +7
クアラルンプール(Kuala Lumpur) マレーシア +8

 

なお日本はタイムゾーンが東京(Tokyo)のツイートの集計のため、上の日本のみの結果とは異なります。また以前の分析によりタイムゾーンのソウルでは日本語が最も多く、日本からのツイートが多数含まれているため、韓国では日本語を除いて集計しました。

 

 

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リツイート率について

リツイート全体では、最も多かったのはトルコで50.1%、最も少なかったのは日本で20.4%でした。

 

言語別の結果と比較すると、多くの国でそれぞれの母国語の結果と大差はありませんでしたが、韓国とタイでは大きな差が見られました。韓国は言語別の韓国語の結果より8.8%低く、タイは言語別のタイ語の結果より24.2%も低いことが分かりました。

 

以前の分析でこれらの言語は「世界の一部の国・地域で使用されている」ことが判明しており、よってこれらの国では母国語以外のツイートが影響していることが示されました。

 

リツイートの内訳では、どの国でも公式リツイートがリツイートの大部分を占めていました。非公式リツイート及びコメント付きリツイートは非常に少ないのは、この文化が浸透していないためか、あるいはツイッタークライアントが対応していないためでしょう。

 

以前の分析でどの国もツイッター社の公式クライアントが大部分を占めていましたが、提供バージョンによってこれらの機能が未対応の場合があるため)

 

 

リプライ・メンション率について

最も多かったのは韓国で29.3%、最も少なかったのはロシアで3.6%でした。ロシアは小売業の販売会社からのツイートが多いためでしょう。

全体的にどの国も言語別の結果と大差はありませんでした。

 

 

ハッシュタグ・リンク率について

最も多かったのはサウジアラビアで28.3%、最も少なかったのはアルゼンチンで9.2%でした。サウジアラビアは広報活動のためでしょう。

全体的に多くの国で言語別の結果と大差はありませんでした。

 

 

つぶやき率について

最も多かったのはロシアで55.8%、最も少なかったのはサウジアラビアで13.3%でした。理由は上述のとおりでしょう。

 

全体的にどの国も言語別の結果と大差はありませんでした。

 

ロシアを除くと、日本・ブラジル・チリ・アルゼンチンは約30~40%を占め、他の国の異なる傾向と言えるでしょう。これらの国ではツイッターは他国と少し違う目的で使われているのかもしれませんね。

 

 

 

以上、世界の言語別・主な国別のツイートの種類別シェアでした。世界のツイートを様々な側面から見るといろいろ分かって面白いですね!

 

 

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