オーディオインターフェイス 「UR22 mkII」は、MacBook Pro 2018(macOS High Sierra)では落ちるし、ファームウェアのアップデートもできずに途方にくれたことに対するヤマハからの公式見解とその後の対処法
先日のMacBook Pro 2018(macOS High Sierra)でオーディオインターフェイス 「UR22 mkII」が落ちるし、ファームウェアのアップデートもできず途方にくれたことの続きです。
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よくあることらしい。。。
先日のブログを書いた後、ツイッターでやまやまさんに教えてもらったのは、どうやらよくあるトラブルらしいです。。。
この商品、本体が落ち再起動はけっこうあるみたいですね・・
— やまやま@ヽ(・∀・)ノ (@yamayama5959) 2018年8月28日
正直これはよくわかりませんが他のオーディオインターフェースでも再起動の報告はあるそうです。なんでもカーネルパニックを起こしてるとか?ファームウェアを最新にすると改善されたという話しもあります。
— やまやま@ヽ(・∀・)ノ (@yamayama5959)
そういうものなんですね。。。
まあネットで調べても抜本的な回答はなかったので、ヤマハから公式の見解を求めたのは良いことでしょうね。
ヤマハからの公式回答
ヤマハからの公式回答は2日後に来ました。
回答:
スタインバーグ製品をご愛用くださいまして、誠にありがとうございます。
お問い合わせの件、
以下にご案内する項目をご確認いただき、
お困りの状況が改善するかお試しいただきたく存じます。
※すでにご実行いただいている内容も念のため、いま一度ご実行くださいますよう、
お願い申し上げます。
■最新版のYamaha Steinberg USB Driverのアンインストールと再インストール
下記ページから「Yamaha Steinberg USB Driver V1.10.1」をダウンロード後、
ダウンロードできたzipファイルを展開し、フォルダ内にある「setup.exe」を
実行することで、現在インストールされているドライバーをアンインストール
していただくことができます。
ドライバーのアンインストール完了後、あらためて、「setup.exe」を
実行し、ドライバーの再インストールをご実行いただき、状況が改善するか
お試しください。
・ Yamaha Steinberg USB Driver V1.10.1
https://japan.steinberg.net/jp/support/downloads/yamaha_steinberg_usb_driver.html
※ インストール時には、インストールファイル(setup.exe)を右クリックし、
「管理者として実行」からインストールをご実行ください。
※ また、ダウンロードしたzipファイルの展開に際しては
Windowsの機能を用いて解凍を行ってください。
Windowsの機能を用いたzipファイルの展開は以下のQ&Aを
ご参照ください。
・【Cubase共通】インストーラーをダウンロードしたのですが、
圧縮ファイル(.zipファイル)が展開できません。(Windows のみ)
http://yamaha.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/7103/
■ Yamaha Steinberg USB Driver 以外のオーディオドライバーのアンインストール
過去の事例として、他社製のオーディオドライバーが原因でUR22mkII が正常に動作しない、
ということがございました。
念のため、他社製のオーディオドライバーをアンインストールしたうえで、
コンピューターを再起動していただき、UR22mkIIの動作をご確認ください。
■ USB接続状況の確認
UR22mkIIがコンピューターに正常にUSB接続として認識されていない場合、
ノイズや音切れの原因となる場合があります。
念のため、マウス・キーボード以外のUSB機器をコンピューターから
取り外していただき、UR22mkIIを直接コンピューターに接続してください。
※USBハブを使用することで、動作が不安定になることがございます。
そのため、USBハブのご使用はお控えください。
また、コンピューターに複数のUSBポートが搭載されている場合、
念のためすべてのUSBポートへの接続をお試しください。
同じコンピューターであっても、接続するUSBポートによっては
UR22mkIIが正常に動作しない、という過去の事例がございました。
■ コンピューターの省電力設定の確認
コンピューターの省電力機能によってUR22mkIIの動作が不安定になる場合があります。
「コントロールパネル」>「電源オプション」を開いて、スリープなどの有効な
省電力設定をすべてOFFにした上で動作をご確認ください。
特にノート型のコンピューターの場合、省電力設定をオフにしていても
電源アダプターが抜けた場合に省電力設定がオンになる場合があります。
コンピューターの設定につきましては、お手数ですが、インターネット上の情報を
お探しいただくか、各メーカー様にお問い合わせいただくなど、お客様ご自身で
お調べくださいますようお願いいたします。
一方で、「最新のファームウェア(V1.04)にアップデートしようとしても
アップデート中に画面が真っ黒になり再起動される」現象は、恐れながらコンピューターの
OSに依存するものである可能性がございます。
上記を試しても改善が見られない場合、お困りの現象の要因がコンピューター側にあるかを切り分けるために、
可能であれば別のコンピューターを用いての動作をご確認ください。
別のコンピューター上でも同様の現象が発生する場合、誠に恐縮ですが、
製品の故障である可能性もございます。
まずは製品をご購入いただいた販売店様にご相談ください。
何らかの理由により販売店様にご相談いただけない場合は、
下記「ヤマハ修理ご相談センター」に点検・修理をお申し込みくださいますよう、
お願い申し上げます。
・修理ご相談センター(修理のご依頼・ご相談)
http://jp.yamaha.com/support/service-center
※製品の点検・修理は全国の販売店様でもお申し込みいただけます。
う~ん、なんとも月並みな回答ですね。まあ個別対応するのは難しい事案なので仕方ないかもです。
その後の対処法
ヤマハからの回答と同日の8月30日、アップルから「macOS High Sierra 10.13.6追加アップデート2」が公開されました。このアップデートには、複数のユーザーの間で報告されているスピーカーからクラック音が出る問題に対応しているのか、オーディオ関係のドライバも一通りアップデートされていましました。(てぃーはこの不具合は生じていませんでしたが)
そのため、対処法としては、まずマックのアップデートを行い、その後にヤマハからの公式回答の通り、Yamaha Steinberg USB Driver(ファームウェア)のアンインストールと最新版の再インストールを行いました。
これまではファームウェアのアップデート中に落ちていましたが、今回は落ちずにアンインストールと再インストールができていました。
その後は念のためにマックを2度ほどセーフモードで起動しました。
それから6日経ちましたが、問題であった、OSをスリープすると、本体が落ち、再起動されてしまう不具合はどうやら解消したようです。
各段階でどのようになるかは試していなかったので、原因は単にmacOSをアップデートしたからなのか、ドライバを再インストールしたからなのか、セーフモードできどうしたからなのか、どれが原因だったのかは謎のままです。(修理業者でもないので検証なんてしませんよね。)
何はともあれ、まともに動くようになってよかったです(棒読み)
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